こんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。
今回のご紹介はベンツW168 A190 Avantgarde のプーリー類の交換です。
こちらの車両はテンションプーリーが焼きつきを起こし固着してベルト切れで自走不能になりセルフローダーにて運ばれて来ました。
上の写真の左側のプーリーが焼きついたテンションプーリーです。
下側のクランクプーリーは《 》の部分にベルトが嵌まり中の丸い部分と一体物ですが剥がれてしまい別々の状態になっていました。剥がれたベルトが嵌まるプーリー部分を外す為に二つに割って《 》の状態で外しました。
通常クランクプーリーを外す時はエンジンを下ろしての作業ですが、何とかエンジンを下ろさずに外しました。
クランクプーリーは純正品が生産終了となり中古部品も無く、優良品なども流通が少なく、どうにか探して交換作業の進行になりました。部品が無ければ廃車の運命になる所でした。
クランクプーリー、ガイドプーリー類、ベルトの交換完了です。
プーリー類が付いている部分とボディ間のスペースが非常に狭く作業が困難でしたが、無事に交換作業が完了しました。
エンジンを降ろして作業をするか降ろさずに時間と知恵を絞り作業をするかですからどちらにしても時間のかかる作業です。