バラシの続き

先ずは前後バンパーを外しました、現代の車と違いプラ部品の使用無くネジ類を緩めて行けば難なく取り外す事は可能ですが全て鉄製なので落とさない様に二人掛かりとなります。

次は黒色のスペアータイヤ収納部分です、燃料タンクですが4か所で固定されているだけなのですがフィラーネック及び給油口辺りも分解する事となります。蓋が開いている中の部分にはステアリングギアボックスがあります。

下記写真左上がブレーキリザーバータンクでブレーキオイル交換時や補充時にこぼれたオイルが鉄板を侵食して錆びが発生しますこの車輛も塗装が膨れ上がって剥がれておりました。燃タン撤去済み

ナロー弱点の大きな一つがこの場所左右のバッテリーケースです、バッテリーの電解液の影響で鉄板が侵されてサビサビになり鉄板が煎餅の様に膨れたり進むと穴が開いてしまいます。中古車購入の重要チェックポイントの一つです。

下記黒色燃タン左側のエリアですが写真では薄茶色く写っている部分です、ここへは洗車や降雨による水分が溜まりやすく水抜き穴もあるのですが錆びが発生しやすい要注意部分です、ここの裏側にはフロントAアームの取り付け部分が有るのでとても重要です、ここもウィークポイント重要チェックポイントになります。錆びが酷い場合はこのエリア毎パネル交換が必要となりとても大掛かりな作業となってしまいます。

下記はブロアーファンとその関連ダクトが見えておりますがさらにその奥にワイパーモーターとそのリンケージが有ります。

ワイパーリンケージとインパネ配線やリレーを含め外れた状況となります

フロントエリア内かなり外れました次はフロントフード及び左右フェンダーを外します。