ベンツW126 AMGブリスター エンジン不調

先日、facebookにてチラッとご紹介しましたエンジン不調にてお預かりしていますW126AMGブリスター。
お時間のご猶予をいただきまして少しづずつではありますが、着々と進行しております。
ベースのM117にAMG製ツインカムヘッドを搭載したこのエンジンは、AMG社がベンツの傘下に入る前に作られただけあって、ハンドメイド色が強く残る 正にチューニングエンジン!!「これぞベンツのAMG」とおっしゃる方も少なくないですよね。

さて、エンジン不調の原因を探していく訳ですが、まずは二次空気の吸い込み箇所をクリアーしていく運びとなりました。
特に吸い込みが多かったインマニとサージタンクの接合部にアクセスするためインマニとヘッドの固定ボルトを外していきます。
ある程度年数が経ったエンジンのボルトやナットは、固着していて緩める時に「パキ~ン!」という金属音を放つような箇所があるので、作業には細心の注意を払い、時間をかけて焦らず確実に進行していくのですが、インマニ前側のボルト左右2本が度を超えて固着しており、全く緩まない状況…、こうなると最悪はネジをもんでタップを切り直すしかないのですが、ボルトとシリンダーのねじ山を傷つけることなく何とか取り外すことができました。


今回ご紹介している画像が取り外したボルトとワッシャーです(1本のボルトに2枚のワッシャーが挟まれていました)
どのように取り外したか、皆さまはお解りになりますか?

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