こんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。
今回はW124のサスペンション整備を行いましたので、その辺の解説を行いたいと思います。
乗り心地を決める要素の多くはリアサスペンションに依存します。フロントは少々堅くてもさほど乗り心地には影響がなかったりします。
リアマルチリンクサスペンションアームはみなゴムブッシュを介在してボディーへ取りつられており、このゴムブッシュが新しくなるとサスペンション全体での動きが柔らかくスムーズになり、結果としてとても乗り心地が良くなります。
スプリングを交換して無いにも関わらずダンピングの効いた超高級スプリングへ交換した様な雰囲気です。
ベンツはこの辺りの素材の使用方法がとても上手だなと感じますね。しかしながら天然素材の使用比率が高く、日本車の様に長持ちせず定期交換前提で設定していると思われます。
経年変化のヘタリも部品交換さえすれば新車状態へ戻す事が可能です。その為にブッシュを多用してそこへストレスを集中させる事によりボディーへのダメージを最小限とする事で長期間の走行が可能となる様です。
ご利用ありがとうございました。
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