ベンツW163 ML350 のエンジンオイルレベルセンサーの交換とフロントアッパーアームのジョイントブーツの交換

こんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。

今回のご紹介はベンツW163 ML350 のエンジンオイルレベルセンサーの交換とフロントアッパーアームボールジョイントブーツの交換です。

エンジンを掛けるとメーターパネルの警告灯が点灯していてアラジンの魔法のランプの様なマークのランプが点灯したままになります。これはエンジンオイルの量やオイルの圧力に異常をきたすと点灯するランプですが、オーナー様も気にしているようでオイルの量は頻繁に点検をしているとの事でした。テスターを繋いで確認をした所、エンジンオイルレベルセンサーの不良で点灯しているようです。オイルレベルセンサーを交換します。

オイルレベルセンサーはエンジンの右側のロアオイルパンの上側の所に付いています。ロアオイルパンを外して交換します。

ロアオイルパンを外す為にエンジンを持ち上げます。SUVや4駆車の場合はロアオイルパンの下にフロントデフや油圧系のパイプが張り巡らされているのでそれらを避けないとオイルパンが外れてくれませんのでエンジンを持ち上げてスペースを確保します。

オイルパンが外れました。オイルポンプのストレーナーやオイルレベルセンサーが下側に突き出ているので外し難いです。

オイルレベルセンサーを外して交換します。レベルセンサーはオイルパンの中の方に抜けて外れますので必ずロアオイルパンを外さないと交換できません。

ガスケットは液体パッキンを使っていますので剥がして又液体パッキンを塗ってシーリングしてオイルパンを取り付けて交換作業完了です。続いてアッパーアームボールジョイントのダストブーツの交換です。

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アッパーアームボールジョイントのダストブーツが切れていました。ブーツだけの部品供給が無く代用品でブーツだけを交換します。ボールジョイントにガタが有る場合はアッパーアーム本体の交換が必要になりますがガタが無いようなのでブーツだけを交換します。

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ダストブーツの交換完了です。代用品のブーツはW201やW124用のロアボールジョイントブーツを使用して交換しました。