ベンツ W164 ML63 のファンベルトの交換とテンショナー、ガイドプーリーとフロントポジション球の交換

こんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。今回のご紹介はベンツ W164 ML63 のファンベルト切れ修理とポジションLEDの交換です。

ファンベルトが切れてロードサービスにて運ばれて来ました。ベルト切れ?もしやと思いエンジンルームを覗き込むとやはりガイドプーリーがありませんでした。
ベルト切れでここのところ運ばれて来る原因の多くがガイドプーリーの消耗経年劣化による故障が100%に近いです。

修理にあたり、壊れている所だけではなく他のガイドプーリーを確認してフリーで回るプーリーを予防処置として総交換します。
今回のこのML63にはベルトテンショナーの他にフリーで回るプーリーが4個ついていますのでそれらを全部交換します。
ラジエーターとエンジンとのスペースが狭く作業性が難を要します。

プーリーとベルトの交換が完了してエンジンを掛けるとスターターの回りが弱くバッテリの消耗も時期にきている様ですのでバッテリの交換もします。

W164,X164 とバッテリは右側シート下に付いておりこちらも交換に難を要します。

バッテリは純正でも採用されているメーカーで VARTA AGM 95Ah で交換します。
スターターの回りも元気になりエンジンの掛かり具合も良くなりました。
続いてポジションLEDの交換です。

ポジション球の交換も手の入る隙間もなく交換するにはヘッドライトを外しての交換になります。
ヘッドライトを外すにはバンパーを外さないとライトが外せませんので再修理のないように注意します。
今回のポジション球の交換は既についている警告灯キャンセラー付の物ではなく一般的なLEDを装着して後付けでキャンセラーを結線します。

PHLIPS製のポジションLEDを取り付けます。
ポジションLED で6000Kです。取り付け完了後点灯させるとヘッドライト並みに明るく眩しい位です。
バンパーを元に戻してポジションLED交換完了です。