高年式車のオイル漏れ修理

M112、113エンジン搭載の車輌は、年式がまだ新しい事もあり、経年劣化によるトラブルはあまり出ておりません。そんな中、最近増えてきましたのがエレメントケースとオイルクーラーの繋ぎ目からのオイル漏れです。
今後このエンジンのウイークポイントの一つになると予想されます。
今回の車輌はW208、CLK320です。
(写真、上右)上記で申し上げましたエレメントケースとクーラーホースの繋ぎ目、こちらから漏れが発生します。
(写真、中上左→中上中→中上右)と、ばらしていきますとOリングが現れます。
(写真、中下右)エレメントケースを取り外し(写真、下左)ブロックとの結合部のパッキン、その他作業時に同時交換となるゴムパーツを交換してリフレッシュしました。
(写真、下中)結合部を研ぎ石にて処理します。
(写真、下右)取り付け後です。
 
特にこういった場所からのオイル漏れは放っておきますと、電装部品やハーネス、更には足廻りのブッシュ類に浸透していき、それらの寿命を圧倒的に縮めてしまいます。
後々の事を考えましても是非、初期症状の修理をお勧めいたします。