ベンツW202 AMG C36 オルタネーター交換とウィンカ/ワイパースイッチ交換

こんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。

今回のご紹介はベンツW202 AMG C36 のオルタネーター交換とウィンカ/ワイパースイッチの交換です。

オーナー様よりご連絡があり走行中に警告灯が点灯して止まってしまい、その後バッテリが上がっているのかエンジンが始動できないとのご連絡をいただきセルフローダーにて運ばれてきました。オーナー様も一緒にご来店いただきその他にウィンカを点けるとワイパーが勝手に動くとの事でお預かりして点検をする事になりました。まずオルタネーターの充電量を点検します。

オルタネーターのB端子とアース間に電圧計を繋いでエンジンを掛けて測定します。

充電量不足でオルタネーターの不良と判明しました。次に暗電流を測定します。バッテリのマイナス端子とボディ間で電流系を繋いで測定します。

車を駐車状態で3Aも流れています。これでは新品のバッテリでも一晩で上がってしまいます。漏電箇所を追求します。電流系を繋いだままでヒューズボックスのヒューズを1本ずつ抜いていきます。ヒューズは全部抜きましたが変わらないので不良になっているオルタネーターから配線を外すと

原因判明です。オルタネーターが不良で充電量不足と漏電をしていました。オルタネーターを交換します。

今まで付いていたオルタネータはBOSCH製ですが今回はValeo製のオルタネーターで交換します。交換後充電量を測定します。

しっかり14V発電されています。バッテリはオーナー様が交換後1年位の経過なので充電して再使用可能な状態ですのでそのまま使用してバッテリ上がりの作業は完了です。続いてウィンカを点灯するとワイパーが勝手に動く原因追及ですが運よく症状が直ぐに出て原因が判明しました。スイッチに触った瞬時にワイパーが勝手に動いてくれました。再度確認のためワイパーのスイッチを少し切る方向へ回そうとするとワイパーが動いてしまうのでウィンカ/ワイパーコンビネーションスイッチの不良と判明しました。スイッチを交換します。

スイッチを交換するためにステアリングホイールとアンダーカバーを外して交換します。

優良品のコンビネーションスイッチです。交換後、作動確認をして完了です。