W124/E500のオーナー様より、ブレーキキャリパーのオーバーホールと、ローター&パッドの交換ご依頼をいただきました。
走行距離が約13万キロ、ローターとパッドが何回目かの交換時期となり、この機会にキャリパーのオーバーホールをご決断されました。
(写真、上中)オーナー様とご相談の結果、ダストが少なく効きが良いDIXCEL製のブレーキパッド「M-type」、ローターは同社製のプレーンローター「PD」をご用意、(写真、上右)コチラがキャリパーのオーバーホールキットとなります。
早速キャリパーを車輌から取り外し、分解していきます。
(写真、下左)分解清掃を終えた右側のキャリパーです。ピストンが4個並んでいるほうがフロント、2個並んでいるほうがリアとなります。
分解時に確認できたのは、特に後ろ側キャリパーのピストンの固着がひどく、外すのがとても大変でした。
このキャリパーに装着されていたパッドは、内側がほとんど動いておらず、外側のパッドだけが極端に減っているあまり良くない状態で、ご入庫前はブレーキ鳴きが発生していました。
(写真、下中、下右)キャリパーのオーバーホールを終えホースも交換、ブレーキ廻りがリフレッシュされました。
ここまでの作業を行うと、効果は歴然!!本来のブレーキング性能を取り戻した愛車を前に、オーナー様にも大変喜んでいただくことができました。
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