こんんにちは、ベンツパーツのスリーポイントです。今回のご紹介はW203 AMG C32 のオイル漏れメンテナンスとサスペンション廻りのメンテナンスです。

オーナー様がご来店してサスペンション廻りから音がするのとオイル漏れがしているとの事で、お車をリフトアップして点検確認をした所、フロントスタビライザーロッドのボールジョイントのダストブーツが切れているのと、ステアリングラックのブーツが片側切れているのと、ATのEGSコネクターの部分よりATFの漏れ、エンジンヘッドカバーよりオイル漏れの確認が取れました。





オーナー様より作業依頼がありましたので、各パーツの交換を進行します。
フロントのスタビライザーロッドを交換します。



フロント左右の交換作業完了です。
続いてステアリングラックブーツの交換です。


左側のラックブーツ交換作業完了です。
続いてATのEGSコネクターの交換です。

このEGSコネクターを外すとATFが出てきますので出た分のATFを補充して交換作業完了です。
続いてエンジンヘッドカバーのパッキン交換とブローバイケースハウジングのシーリング修理です。
この作業が今回の作業の中で一番時間が掛かります。
ダイレクトイグニッションコイルをプラグコードが着いたまま外してそれからヘッドカバーを外しますので作業スペースが狭いので何をやるにも時間が掛かります。

ヘッドカバーのパッキン自体は細いゴムパッキンですが経年劣化でゴム質が硬くなりそれでシール能力が落ち漏れてきます。
ヘッドカバー上側についているブローバイケースのカバーの部分の液体パッキンの部分の劣化も漏れており、こちらもシールの作業してヘッドカバーパッキンの交換とシーリングの作業完了です。
オーナー様より追加作業依頼でスパークプラグの交換をお受けしました。

交換するスパークプラグはBOSCH製白金プラグで交換します。
ヘッドカバーが外れている状態ですと気休め程度にスペースが空きますので交換が容易になります。
全工程の交換作業が完了しテストドライブをしてサスペンションの音の確認や走行後のオイル漏れの確認とATFのレベル点検をして完了です。