W211/E350のオーナー様より、今回が2回目となる「無料リフトアップ点検」のご依頼をいただきました。
総走行距離が2万5千キロ、半年前の点検から2千キロほどの走行距離というコンディション。
とても良い状態のお車なので、特に大きなメンテナンスが必要な箇所はありませんでしたが、テスターによるスパナマークの消し込みと、エアコンフィルター、サブバッテリーの交換を実施しました。
ご存じの方も多いと思いますが、W211前期モデルの場合SBC(セントロニック・ブレーキ・コントロール)という電子制御ブレーキシステムが装備されていて、他の車と構造が異なることから「サブバッテリー」を搭載し、このSBCとエンジンスタート時の役割などを補っています。
エンジン始動時にメーターパネルがチラつくなどの症状があったので、最近交換されたというメインバッテリーとは別のサブバッテリーを交換。(当店ではメインのバッテリー交換時に、このサブバッテリーも同時交換をお勧めしています)
左ハンドル車の場合、エンジンルーム右のバルクヘッド側にあるエアコンフィルターを外すと下にサブバッテリーが見えてきます。
W211セダンのメインバッテリーはトランクルーム内ですね。
今回の作業は、コストのかからない「無料リフトアップ点検」で2回目の定期点検を行い、未然メンテナンスというかたちとなりました。
愛車と末永くお付き合いされる上で、最も適したメンテナンスプランといえるでしょう。
「無料リフトアップ点検」は、前回点検時から3ヶ月が経過していれば何度でも同じ点検をお申し込みいただけます。
お車の定期点検に、どうぞ何度でもお気軽にご利用くださいませ。