ベンツ大辞典 ら~ろ

ラジエーター
水冷式エンジンの冷却水を冷やすための冷却器。一般的には車体の一番前に設置され、効率よく風を受けられるようになっている。ラジエター内の水はキャップによって密閉されているため、沸点が120℃くらいまで高められる仕組みになっており、これによって外気温との温度差を大きくして冷却性能を上げている。サーキット走行では、純正品などでは役不足なものが多く、高効率的な大容量タイプへの変更が良いと思われる。

リブ付テールランプ
メルセデス伝統のデザインであるリブ付テールランプ。長時間の走行で凸部が汚れても、凹部は常に十分な視認性を保つ。
リコール
既に販売された車に設計や製造における欠陥が見つかったとき、メーカーが公表し自主回収や対策部品への無償交換などを行う。(元ベンツの子会社である某M車の事件で有名になった。)欠陥の内容によっては交通事故や車両火災を引き起こすものもあるので、新聞などの発表には注意しよう!

ル・マン24時間耐久レース
フランスのル・マン市サルテ・サーキットで毎年行われる24時間耐久レース。1930年代後半には、アドルフ・ヒットラー率いるナチス・ドイツの強力バックアップにより、レースでの圧倒的な強さを見せた。

レベライザー
レベライザーとは、荷物などで車両後方の車高が下がった際、光軸が上向きになってしまうのを任意で調整する。

ロードスター
日本では一般的にユーノス(マツダ)ロードスターの事を指すが、本来は2人乗りオープンスポーツカーの総称。道路の星( road-star)という意味ではないのでご注意。ちなみに、ユーノス・ロードスターはロータス・エランの再来といわれ世界中で大ヒット。ギネスブックに認定されるほどの売れ行きで、影響を受けた世界中のメーカーが次々とオープンスポーツをデビューさせた。

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