ベンツ大辞典 さ~そ

最善か無か
メルセデス・ベンツ社のモットー。ゴットリーブ・ダイムラーの口癖でもあった。いかに優れた技術であろうと、安全性の点で問題があるならば、決して採用しない、という意味がこめられている。この信念を厳格に守り続けているからこそ、メルセデスは品質と安全性において常に最高水準を保ち続けている。
ザックス
(SACHS)
サスペンションメーカー。1895年、「フィヒテル&ザックス・シュバインフルト精密ボールベアリング」社として、世界の自動車産業の中心でもあるドイツに誕生。以来その革新技術を通しm「自動車コンポーネント関連分野で活躍。その品質は、世界中で「ドイツ・クオリティ」と高く評価されている。中でも、ショックアブソーバとクラッチは、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲンのど、世界のトップクラスの車で標準装着されるなど、信頼性がますます高まっている。
サンドイッチコンセプト
Aクラスに採用されているシャーシ構造。衝突安全性は増したが、室内が狭くなるのがたまにキズ。先代はエルクテストでひっくり返り、大問題に。原因はこれでした。シャーシ同士の間に燃料電池を積む予定だったが、何も起こらずにモデルチェンジしてしまいました。

純正部品
メルセデスのためだけに開発・生産されたメルセデス・ベンツ部品のこと。厳格なテスト、品質検査を行い、それにパスした部品だけが「純正部品」と認められる。最高級の品質と安全性を保証する純正部品は、メルセデスの性能を最大限に発揮させる。また、簡単に解体できる構造やリサイクル可能な素材を使用するなど、環境に対しても配慮している。
シュトゥットガルト
ドイツ南部バーデン・ヴュルテンベルグ州の州都。ダイムラー・ベンツの本社がある。
シャーシはエンジンよりも早く
1939年にダイムラーベンツ社に入社した技術者ヴィクトル・カール・バレニーの言葉。この当時にはなかった「車の安全性」について語った言葉であり、車の性能を上げるエンジンの技術よりもまず人間を守るシャーシ(ボディ)の技術を優先させるポリシー。
車高調
車高調整キット。車の車高を好きなように変えることができるサスペンションシステム。
ジルデンフィンゲン
乗用車用ボディ及び最終組立作業のための工場。乗用車及び商用車の設計部が存在した。
シルバーアロー
1930年代、レースの車両重量を1kgオーバーしてしまったメルセデスは、ボディの塗装をはがし参戦。アルミむき出しの銀色ボディが優勝したことから、銀色がトレードマークとなり、「シルバーアロー」の愛称で呼ばれた。

スリーポインテッド・スター
スリーポインテッド・スター
三ツ星は、陸・海・空を意味し、ダイムラー車のエンジンをすべての交通機関に搭載しようということを示している。1909年、ダイムラーの長男ポールによってトレードマークが作られ発表された。1923年にスリーポインテッド・スターは特許を取っている。弊社の社名の由来でもある。
スプリング
車の足の部分にあたるバネのこと。
ステアリング
ハンドル。
スペイン
ベンツ海外工場のうちのひとつ。トラック・バス・エンジンを生産。また、Vクラスはスペイン製である。
シュテルン
ベンツの販売ディーラー網。現在はメルセデスベンツ…と改名。

セブリング
(sebring)
セブリングはエキゾーストシステムの製造でリーディングカンパニーとしての地位を不動のものにしてきた。排気効率アップがもたらすパワーやトルク、そしてフィーリングの向上は、各種ベンチテストや走行テストで確かめられたものである。40年以上にも及ぶ豊富な経験と、一切の妥協を廃した高度な技術の結晶。多彩なバリエーションでユーザーのこだわりに応えている。

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